2026/10/19 12:13

ちょっと久々なバッグの紹介ブログ


細かい説明をしたい時には動画もいいけど、ブログが落ち着いて読めるのでいいかなと思うので書いてみます。



こちら


なんだかとってもステキにできてしまって、僕自身とアシスタントのオカピンちゃんでハイになっておりました昨日。


一晩経って、日も明るくなって落ち着いたところからご紹介できたらと思います。


未だ落ち着いてないところもあるかもですが、ご了承頂けたら嬉しいところです。





けっこう前からこのワンショルダータイプのカッコいいやつつくりたいなという気持ちがありましたが、なかなか新しいモデルを作ることにトライできていませんでした。



このラフなメモは先日の銀座三越でのイベントの移動中に書いたものです。




なんといっても縦長。



このバッグの出発点は、

なんやかんやジャケットってカッコいい

というところから。



ではジャケットに合うバッグは?


となると、体の前側を邪魔する形は避けたい。


となると、肩掛け。


トートを肩がけするのとは違うスッキリ感が欲しい。


となると、ワンショル一択。


かつ、自分も使いたいのでメンズもいける感じのやつ。


そしたらもうこの形しかないでしょうと。






だけど、もすこしカジュアルにフーディー+キャップみたいな時にも使えたらいいよな

って事で、斜めがけにもできると嬉しいなと思い、長さ調整できるように長めストラップにしたいね。



と、そのへんの考えを持ってデザインからの制作へ。




言葉ばかりだと疲れてくるので写真でご説明。




この雰囲気とても好きです。



全体の構造としては、

本体側面がそのまま上に伸びて、ストラップ部分に繋がります。


この構造により、重さが本体にかかってくるので丈夫になりますね。


あとは僕的に実現させたいポイントとしては、ヌーっと繋がっている感。

これは言葉だと難しいんですが、パキパキとパーツが分かれているというよりも、まるで一つのパーツで構成したような感じにしたい。

(花や木の実が小さな塊から生まれてくるような?)



っていうことで、この横のつくり。



下からヌーっと繋がっているでしょ?笑



側面部分からストラップを包み込むように縫製することで、このような角度になってくれます。




そして話はストラップ部分へ。


ここは説明すると長くくどくなりそうなのですが、、、


簡単にいうと、革の端っこがあまりなくてかわいくない?ということです。



僕の作っているレザーベルトと同じ構造になっております。



そして、ベルト構造をそのままつけることにより大きなメリットがこちら。



なんとストラップのあまり部分がバッグ本体の内側に入ってくれます。


上で話した、ストラップ調整を長い距離でできるようにしたい事のデメリットは、短くした際のあまりが邪魔になる事。


通常この部分はバッグの外へ行くので、プラーンとなります。


それが尻尾のような雰囲気になってかわいいパターンもあるのですが、それがカジュアルな感じにも繋がるなと思ったので、理想はスッキリさせたい。



そこで、この逆反りのバックルを使う事で内側にストラップが来るようなつくりにすることができます。



バックルのすぐ下にはフープ状にしたレザーを2つ付けたので、中に入ったストラップが暴れてしまうことを防いでくれます。


フープのパーツにステッチが入っていないのも個人的にグッと来るポイント。


なんならバッグの全てからステッチを取り除きたいくらい。


そんなのは無理なので、最小限に抑える仕立てにします。



短めにして手持ちで持つのもなかなかいいです。






そして、ここでこのバッグの中心となるパーツについて。


これ、僕の中で長年の悩みというか、気にかけているところだったのですが、センターになるメタルパーツどうしようか問題、ここで一つの答えが出たように思いました。



こちらの素材はアルミニウム。


アルミと聞くとあまりかっこいい印象は持ってない人が多いように思うのですが、これがなかなかにいいんです。


まず金属の中でもかなり軽いので、バッグとして持ち歩く際の邪魔になりづらい。



そして空気に触れての酸化や硫化が起こりづらい。なのでこの銀色の色味を保ってくれます。



もちろんシルバーという素材が一般的ですが、現代このサイズでシルバーパーツをつけたらいったいいくらになるのでしょう。


シルバーとは違ったアルミニウムのカッコ良さ新発見です。



この独特のぷりっとした形と、表面のテクスチャー、これはあまり狙ったらものではなく、偶然に生まれました。


そもそもこれがどうやって生まれたかについて軽く説明すると、金属のオブジェが作りたいと思ったところからはじまりました。


金属を溶かして型に入れたら好きな形を造形できるかも、というところから試行錯誤が始まり、なんとかたどり着いたて作ったファーストがこちら




石と組み合わせてオブジェになりました。



製作の流れをざっくり言うと、


溶解炉という高温になる機械を購入し、アルミを溶かし、砂で型を作り、流し込む....



これが恐ろしくも、とてもとてもワクワクする作業でした。


そしてその型に流して少し余った金属を別の型の一部に流しておいたものが今回のバッグに使ったパーツです。




このバッグの制作当初はセンターのパーツはタッセルになる予定で、確定じゃないけどまぁやってみようと。


そしてボディが完成してから色々あてがってみるとタッセルはあまりしっくりこない。


そこであっためておいた、アルミニウムで作ったパーツをバッグに使っちゃうアイディアをここで投入することに。



それ用に作ったわけではないし、もう少しあとに取っておきたいアイディアだったから少し渋っていたら、


オカピンちゃんが、「いっちゃいましょう!」と激軽なノリで背中を押してくれたので、いっちゃうかとなりました。



そこからの金属加工にもまあまあ苦戦しましたがなんとかクリアして、無事に取り付け完了。





かわいーーー

と二人で歓喜。



メタルを結ぶ紐はまずは一本で試して、


もっとボリューム感が欲しいなとなり、二本に変更して、一気に雰囲気が出て納得。




奥さんにもモデルになってもらいました。


身長170cmの女性にも、オカピンちゃんくらいの150cm代のミニモ二サイズさんにもいい感じでした。




バッグ内側はこのように。

シンプルなのでこちらを表に持つのも全然アリです。




途中から二本に分かれるようにして作ったパーツ。

革というのは自由度がとても高い、かわいい素材です。





縛らず垂らしているのもなんだか色気があってステキ。



実験的にこんな感じに縛ってフープ状に留めるなんてアレンジもアリかもです。




内側には豚革のヌメ革のポケットが大きめにひとつ。

こちらにロゴが入っています。




底には底鋲が6コ。

今回はゴールドですが、ブラックにして、金具やバックルを強調したり、

シルバーにするのも渋くていいかもしれません。




ショルダーバッグとしても縦長はスッキリしますね。



肩がけ&ジャケットで前から。

全然バッグ見えない笑







以上、だいたい全て説明できたかと思います。


もう少しテストしてみて、みなさまが手に取れるように準備したいと思います。


直近だと11月13.14.15日(金土日)で京橋にてPOPUPの予定がありますので、もう少し詳細決まったら載せたいと思います。



気持ちの上がるアイテムでグッドライフ


これが何より大事ですね。




みんなでいい人生をつくろー




というわけでバッグの紹介でした。






lilスウェードver. も近々!



ありがとうございました〜